だます方が悪いのか?だまされる方が悪いのか?両方とも悪くなることもあります!

  • 2020.08.21 Friday
  • 19:58

先日、ある場所で警察の方から「詐欺に注意」という内容のお話を聞く機会がありました。未だに振り込め詐欺の被害もありますし、公的機関を名乗った封書が届いたりしているようですね。

 

勿論、上記の様な詐欺被害に遭わない様に注意が必要ですが、コロナ禍で起きやすい詐欺商法について紹介しますので御注意いただければと思います。

 

 

 


「補助金を申請すれば大丈夫」という言葉には気を付けて

現在、国や地方公共団体が様々な補助金制度を設け、受付をしております。補助金を活用してコロナウイルス対策を取りたい方もいるでしょうし、新事業に投資したい方、売上拡大策を取りたい方等幅広くいらっしゃいますし実際に申請をされている方も多いと思います。

 

まず、補助金という制度について一般的な受給までの流れをまとめますと

/柔曾駑爐猟鷭

⊃柔粗睛討砲弔い萄梁髻※大抵の補助金制度は「申請が100%通る」ことは無いです

「採択」決定通知が来たら、申請書類に沿って対象事業を始め、取引先に支払う

ぜ太喨鷙陲鮃圓ぁ∧篏金申請をする

ナ篏金が支給される ※補助金の額が事業計画の経費以上に出ることはほぼありません!

という流れが標準的です。今年はコロナウイルス感染拡大の影響で「申請前に購入した物でも補助金対象になる」ような補助金もありますが、詳細は各制度を御確認下さい。

 

ポイントとしては

物の購入やサービスの提供に対する支払が先 補助金は後で貰える

100%申請が通るような補助金は無い

補助金を申請すれば欲しいものが補助金の範囲内で手に入る、という制度ではない

となります。

 

ただ、実際には

「申請すれば100%もらえる補助金だから、今のうちに私のところの商品買ってよ」

という商売をされている方がいるような話を聞きます。他にも

「申請書類につける請求書や領収書の金額を水増ししておくから、実質100%補助金で買えるよ」

と言うセールストークに乗せられて購入してしまう方もいるようです。

 

もし申請する際は、上記の様な事がまかり通るかどうか(ダメに決まっていますが)必ず「補助金申請の要項等」で確認をして下さい。要項に書かれていることが事実であり、書かれていることと違うことを業者などから言われているのであればこれは「詐欺商法」です。

 

仮に業者の口車に乗ってしまい、業者の言うとおりに補助金を申請し、採択を受け、商品などを購入し、架空の請求書や領収書を添付して補助金を受け取ったとしましょう。この先どうなると思いますか?不正受給の疑いをかけられるのは「補助金を申請した人」になりますから、『騙された方も悪い』ことになりますよね。

※騙した方が一番悪いのですが、不正な申請に基づく補助金を受領すれば一定のペナルティは受けなければなりません。

 

このようなトラブルは身近に起こりつつあります。補助金の申請期限が迫り判断に余裕が無くなったり、「最後の1個の商品を特別なあなたの為に」なんて言われると、飛びついてしまう可能性が高いからです。

 

最後に対策として以下のことをしてみると良いでしょう!

・補助金を申請する際は「募集要項等」を必ず自分で確認する

・不明な点は商工会議所、商工会、行政書士をはじめとした士業の方に相談する

調査などがあってからでは遅いです。「知らなかった」では済まされません。くれぐれもご注意下さい!