再認識させられた記帳の重要性−緊急経済対策を受けて−

  • 2020.05.13 Wednesday
  • 19:01

5月に入り、中小企業・個人事業主の多くの皆様が「持続化給付金」の申請をしております。

また、売上減少等の一定の要件に該当する方は日本政策金融公庫だけでなく、民間金融機関から融資を受ける場合も有利な制度(3年間実質無利息・無担保など)で融資を受けることが可能となり、さらには各都道府県など地方自治体独自の金利優遇制度が用意されていたりします。

※詳細は各自関連するサイトをご参照ください

 

 

「融資」を受ける場合も「持続化給付金」を受ける場合もそうですが、税務申告書類だけでなく「現在進行期の帳簿」がしっかり作成されているかどうかは大変重要です。

「持続化給付金」の申請であれば、「適用したい売上減少月の売上台帳」の添付が必要です。

「融資」を受ける場合、特に民間金融機関では「直近の(残高)試算表」が欲しい、と良く言われますし、言われなくてもあると印象が変わります(個人的には緊急で融資を受けたい方に直近の帳簿をよこせというのは少し配慮してあげてほしいと思いますが)。

このような書類が求められる以上、日々の記帳は大変重要になっていますし、もう少し踏み込んだ話をすると『ご自身で会計ソフトを活用し、日々の取引をマメに入力し、試算表くらい出せるようにした方が良い』ということになります。

 

とは言えかなり多くの方は「そんなこと言われても出来るわけがない」という意見が多いことを承知しております。

当ブログではこの先の投稿内容として記帳に関することやご自身で会計ソフトを利用する際のポイントなどを掲載していく予定ですが、今回は詳細に触れる前のまえがきとして、記帳をしていくうえでどんなサービスやソフトを選んだ方が良いかを解説していきます。

 嵋楸箸暴乎罎靴燭い里如記帳はお任せしたい方」向け

現在、会計ソフトの機能も充実し、クラウド会計ソフトの登場によりインターネット環境があればすぐに記帳ができるような環境になりました。こんな時代になると、「みんな自分で会計ソフトに入力できるようになり、記帳代行をする機会も減るんだろうな」と個人的には思っていました。

でも、現実社会はそうなっていないません。会計ソフトを使いこなすことである程度合理的な処理を行うことは可能ですが、いろいろな問題があります。

・会計ソフトを使いこなしたくても自分で便利な機能を活用する設定が出来ない

・エクセル等で管理出来ているものを再度決まったフォーマットである会計ソフトに入力するなんてナンセンスだ

・パソコンが苦手でそもそも対応出来ない

 

,任牢靄榲に入力が難しい方向けの対応をご説明します。

上記の様な問題を抱えている方は「記帳代行」を依頼される方が早いです。具体的には「レシート・通帳・手書きの帳面・請求書の控などなど」を税理士事務所に依頼して仕上げてもらう、というやり方が早いと思います。

勿論、記帳代行だけなら私の事務所も含め行政書士も請け負うことが出来る業務です(税務判断は出来ませんが)。

また、インターネット上に「記帳代行業者」のホームページもたくさんあり、記帳代行業者が決して違法行為をしているわけではありませんのでそちらへ依頼することもありと言えます。

【デメリット】

毎月一定額の報酬を支払うことは覚悟して戴く必要があります。厳しい言い方かもしれませんが、100%代行してもらえばそれなりの報酬のご負担をしなければならないことは常識です。

また、経験則のあるところに依頼しないと「帳簿の整合性」や「真実性」を度外視した帳簿として仕上がってしまう可能性もあります。この辺りでは経験豊富な税理士へ依頼される方がリスク軽減になります。

納期についても委託先の都合がありますので、「そば屋の出前」のようにすぐに出来る訳ではありません。

以上の様なデメリットを覚悟して依頼する必要があります。

 

◆崋分でやってみたい方」向け

任意の会計ソフトを購入し、ご自身で入力していく気持ちがあれば是非実行に移して下さい。

税務を税理士に依頼されている場合は、税理士から推奨されるソフトを導入されるケースが多いです。

ただ、最近ではコストパフォーマンス重視で経営者側が「クラウド会計ソフト」を導入した上で共有してもらうケースも増えている、というお話もよく聞きます。

【デメリット】

ソフトの種類によってはソフトの代金が高い、ということも考えられます。

また、「簿記」の知識が無いと帳簿付けが難しいソフトもあります。会計ソフトの多くは「勘定科目コード」という数字と勘定科目をリンクして覚えておかなければならず、そのあたりが難易度をあげているかもしれません。

ご自身で入力したとしても、最終的には専門家にチェックをしてもらわないと入力内容に自信が持てないと思います。

 

ただし、上記の問題に対応するノウハウを持った「クラウド会計ソフト」の登場により、自分で帳簿付けをされる方が増えてきています。特徴として

・インターネットバンキングと連動することで、通帳の明細は自動で読み込んでくれる。さらに設定を充実させると、電気代や電話代の口座振替の内容は全自動で仕訳計上してくれる。

・請求書作成機能も付いていて、ソフト内で作成した請求書は売上高に自動的に計上される。

・勘定科目は科目名を入力して登録したり、大まかな説明書きから選んで登録できるので、簿記の知識が無くても始めやすい

 

まずは全面的に代行させた方が良いのか?自分で出来そうなのか?よく検討してみて下さい。

どの方法を選択したとしても「記帳を定期的に行い、自社の経営状況を常日頃から把握しておくこと」が重要です。

融資も給付金申請もこれから申込を検討されている方はまだまだ多数いらっしゃると思います。このタイミングで検討し、新しいステップを踏むことが大切です。

 

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